JGAP帳票をPDF出力する
管理者モード(団体プラン)ではメンバーのJGAP帳票をPDFで出力できます。
aKnow(エイノウ)は、作業記録からJGAP帳票を自動で作成します。JGAP自己点検や審査、出荷の際にそのまま使用できる帳票です。ボタンひとつで帳票をPDFで出力できるので、印刷も可能です。出力範囲も、年単位、月単位、細かい日付指定ができるので、必要に応じて使い分けができます。
この記事では、メンバーを指定して農薬台帳、肥料台帳、種子購入記録表、苗購入記録表、出勤簿をPDF出力してみましょう。
帳票をPDF出力して印刷する
「メニューボタン」→「帳票検索・出力」→「帳票PDF出力」を選択すると、「帳票PDF出力」画面になります。
「帳票」で出力したい帳票をリストから選択、「メンバー名」で帳票を出力したいメンバーをリストから選択します。
検索期間を選択して「PDFを出力する」をタップ(クリック)します。「検索期間」で年を選択すると、「年」リストで選択した年、1年分の記録が出力されます。
「検索期間」で月を選択すると、リストで選択した「年」「月」、1ヶ月分の記録が出力されます。
農薬使用記録の検証、出勤簿などは1ヶ月ごとに出力して使います。
「検索期間」で日付範囲指定を選択して、カレンダーで検索開始日、終了日を選択すると、範囲指定された期間の記録が出力されます。
半年や1週間などの記録を出力したい場合は、こちらを使います。
PDF出力に成功すると、「PDFが作成できました。」と表示されるので、ダウンロード先のリンクをタップ(クリック)します。
または、「メニューボタン」→「帳票検索・出力」→「帳票ダウンロード」を選択しても同じです。
PDF出力された「帳票リスト」が表示されます。リストをタップ(クリック)すると、ダウンロード画面になります。
出力してからダウンロード可能な「リンク」が生成されるまでに1分ほどかかります。「リンクが生成できました」と表示されたら、ダウンロードのリンクをタップ(クリック)して、ダウンロードができます。
出力できるJGAP帳票
「帳票PDF出力」画面で出力できるのは以下の帳票です。
農薬台帳
① 農薬名(商品名) ② 有効成分 ③ 現在庫量 ④ 日付 ⑤ 作業者名 ⑥ 入庫・出庫 ⑦ 入庫量 ⑧ 出庫量(使用量合計)⑨ 散布量合計 ⑩ 希釈倍数 ⑪ ロット番号・圃場名 ⑫ 使用機械名 ⑬ 適用作物 ⑭ 適用病害虫・雑草名 ⑮ 使用時期 ⑯ 農薬管理の責任者による検証欄
肥料台帳
① 肥料名(商品名)② 現在庫量 ③ 日付 ④ 作業者名 ⑤ 入庫・出庫 ⑥ 入庫量(袋・個数) ⑦ 入庫量(kg・g)⑧ 出庫量(袋・個数) ⑨ 出庫量(kg・g) ⑩ 施肥方法 ⑪ 使用機械名 ⑫ 圃場名・ロット番号 ⑬ 肥料管理の責任者による検証欄
種子購入記録表
① 作物名 ② 品種名 ③ 種子ロット番号(アプリで生成された番号) ④ 購入登録日 ⑤ 生産地 ⑥ 購入先 ⑦ 購入量 ⑧ 薬剤処理の有無 ⑨ 薬剤処理の有効成分名 ⑩ 処理回数 ⑪ 商品のロット番号
苗購入記録表
① 作物名 ② 品種名 ③ 苗購入・播種 ④ 育苗ロット番号(アプリで生成された番号) ⑤ 購入日・播種日 、以下は苗購入の場合に表示。⑥ 生産地 ⑦ 購入先 ⑧ 購入量 ⑨ 薬剤処理の有無 ⑩ 薬剤処理の有効成分名 ⑪ 処理回数 ⑫ 商品のロット番号
出勤簿
① 作業者名 ② 期間中の労働時間 ③ 年 ④ 月 ⑤ 日付 ⑥ 開始時刻 ⑦ 終了時刻 ⑧ 休憩時間 ⑨ 作物名 ⑩ 作業分類 ⑪ 作業内容
メンバーの帳票をまとめて出力
管理者モードからは、団体メンバー全員分のJGAP帳票を出力することができます。プリンターを持っていないメンバーの代わりに事務局が帳票出力、印刷してあげることでメンバーの負担を軽減することができます。
しかも、aKnow(エイノウ)で出力できる帳票は、JGAP自己点検、審査にそのまま使えるようにレイアウトされているので、JGAP自己点検や審査に向けた準備がとてもラクになります。