トマトやきゅうりは、朝夕や毎日、同じ圃場で収穫作業を行います。農薬(肥料)は複数の圃場に、複数の農薬(肥料)を散布することがあります。そのような記録は「複製」を活用することで効率よく入力ができます。
複製の活用例
以下のようなケースで複製を活用すれば、入力の手間を大幅に省くことができます。
記録 | ケース | 複製のメリット |
---|---|---|
収穫 | 朝夕や毎日、同じ圃場で収穫作業を行う。 | 日付と収量を書き換えるだけ。 |
選果 | 朝夕や毎日、収穫後の農産物を選果している。 | 日付と数量を書き換えるだけ。 |
農薬 | 複数の圃場に、複数の農薬を混用して散布している。 | 日付、農薬名、適用、使用量を書き換えるだけ。 |
肥料 | 複数の圃場に、複数の肥料を散布している。 | 日付、肥料名、使用量を書き換えるだけ。 |
収穫記録を複製する
収穫記録を複製してみましょう。
タブバーで「記録」をタップして、「収穫」をタップします。右下の[リスト表示]ボタンをタップしてリスト表示します。
この収穫記録をタップして複製してみましょう。
[複製]ボタンをタップします。確認ダイアログが表示されます。「複製する」をタップすると複製ができます。
無事に複製されるとこのように表示されます。
日付を書き換えて[保存する]ボタンをタップすると、日付が書き換えられます。
ここでは、収穫ロットを表示して、収量を書き換えみましょう。
「数量」を100 → 80 に書き換えました。[保存する]ボタンをタップすると、数量が書き換えられます。
[戻る]ボタンで戻ると、収量が 100kg → 80kg に変わっているのが確認できます。リストに戻ると、複製された記録の日付と収量が変わっていることが確認できます。
選果記録を複製する
選果記録を複製してみましょう。
タブバーで「記録」をタップして、「選果」をタップします。右下の[リスト表示]ボタンをタップしてリスト表示します。
この選果記録をタップして複製してみましょう。
[複製]ボタンをタップします。確認ダイアログが表示されます。「複製する」をタップすると複製ができます。
無事に複製されるとこのように表示されます。
日付を書き換えて[保存する]ボタンをタップすると、日付が書き換えられます。
ここでは、選果ロットを表示して、数量を書き換えみましょう。
A品2Lサイズの「数量」を50 → 40 に書き換えました。[保存する]ボタンをタップすると、数量が書き換えられます。
[戻る]ボタンで戻ると、A品2Lサイズの収量が 50kg → 40kg に変わっているのが確認できます。リストに戻ると、複製された記録の日付と数量が変わっていることが確認できます。
農薬使用記録を複製する
農薬使用記録を複製してみましょう。
タブバーで「記録」をタップして、「農薬」をタップします。右下の[リスト表示]ボタンをタップしてリスト表示します。
この農薬使用記録をタップして複製してみましょう。
[複製]ボタンをタップします。確認ダイアログが表示されます。「複製する」をタップすると複製ができます。
無事に複製されるとこのように表示されます。
ここでは、農薬混用の事例として、同じ圃場に2つ目の農薬を散布する記録を作成します。
農薬を「トップジンM水和剤」から「ロブラール水和剤」に書き換えました(_210101はロット番号です)。
すると、「作物名」と「適用病害虫雑草名」が「未選択」になります。
「作物名」と「適用病害虫雑草名」を選択しました。
あとは、希釈倍数と使用量を入力して、[保存する]ボタンをタップして保存します。
リストに戻ると、複製された記録の農薬名が変わっていることが確認できます。これで同じ圃場に、複数の農薬を混用して散布する記録を作成できました。