新機能「収穫予測」をスマホアプリ(Android版、iOS版)で使ってみましょう。
簡単な設定をするだけでOK!
収穫予測で計画生産を始めましょう。
1.設定をする
画面右上の設定アイコンをタップします。
「収穫予測をする」をチェックします。
続けて、その下の「観測所」をタップします。
積算温度を取得する観測所を設定します。
- 平均気温:気象庁、地上気象観測およびアメダスのうち916ヶ所の観測所から選択します。
- 天気予報:気象庁、地上気象観測およびアメダスのうち、府県週間天気予報を提供している64ヶ所の観測所から選択します。天気予報データを提供している観測所は少ないため、できるだけ近くの観測所を選択しましょう。
積算温度は平均気温の値を積算します。
気温の値が氷点下の場合、「0℃」として計算しています。
寒冷地など、冬場の平均気温が氷点下になる場合は予測がうまくいかないと思いますが、ご了承ください。
「都道府県」をタップして、観測所の都道府県を選択します。
「観測所」をタップして、観測所を選択します。
2.作付を設定する
収穫予測は作付別で行います。
作付を新規作成または編集する時に設定します。
画面下のタブメニュー「作付」をタップして、作付を新規作成するか、既存の作付を編集します。
「この作付の収穫予測をする」で個別に収穫予測を行うか選択できます。
収穫予測する場合は、チェックを入れます。
続いて、積算温度の設定方法を選択します。
1.収穫予定日から計算する
前年実績などから、播種定植日から平年の収穫時期が分かる場合に選択します。
収穫予定日(開始日と終了日)から必要な積算温度を計算します。
2.播種定植日からの日数で計算する
前年実績などから、播種定植日から収穫までの日数が分かる場合に選択します。
播種定植日から収穫予定日までの日数から必要な積算温度を計算します。
3.積算温度を入力する
作物や品種について、収穫までに必要な積算温度が分かる場合に選択します。
積算温度の数値(下限値、上限値)を直接入力します。
トンネルなどで加温する場合は、「調整温度」に加温する温度を入力します。
以上で設定は完了です。
3.収穫予測をする
では、収穫予測をしてみましょう。
画面下のタブメニュー「収穫予測」をタップします。
「播種または定植日」で選択されている(デフォルトでは現在年)年の作付がリスト表示されます。
参照または編集したい作付をタップします。
作付の収穫予測結果が表示されます。
- 基本情報:作付名、品目名、播種または定植日
- 積算温度設定値:播種(定植)日から「積算温度の設定方法」で設定した収穫予定日までの積算温度
- 平年の収穫予定日:平均気温の平年値で予測した収穫予定日
- 収穫予測:日別平均気温の実績値と予報値で予測した収穫予定日と平年比
2週間気温予報を利用しているので、概ね収穫予定日の2週間前から予測ができます。それより前は「データ不足」と表示されます。
作付と同じように収穫予測の設定ができます。
積算温度がチャートで表示されます。
- 平年値:平均気温の平年値
- 実績値:日別平均気温の実績値
- 予報値:週間天気予報と2週間気温予報の予報値
薄いオレンジ色の帯部分が、計算された積算温度の設定値です。この範囲内にある値(日付)が収穫予定日になります。
ダブルタップした日付の積算温度が表示されます。
以上、収穫予測の使い方でした。
観測所を選んで、作付で「積算温度の設定方法」を選択するだけで予測が始められます。
設定は簡単です。収穫予測を始めましょう!