床土作りを記録する

床土作りを記録しましょう。JGAPでは使用した農薬や土に混ぜた肥料等について全て記録する必要があるので、育苗に使用する床土に混和した農薬や肥料も履歴を記録します。

aKnow(エイノウ)では、作業入力画面だけで「どの床土に何の農薬、肥料を混和したか」をカンタンに入力できます。

床土作業を入力する

ポータル画面またはメニューボタンから「作業入力」→「作業入力」画面を開きます。作業入力の基本はこちらを参照してください。

「作業分類」で「床土・播種・定植」を、「作業内容」で「床土作り」を選択します。

「床土作業を入力してください。」と表示されるので、「床土作業を入力する」をタップ（クリック）します。

「床土」で使用する床土ロット番号をリストから選択、「作業」をボタンで選択（複数可）、「面積」で作る床土の箱（冊）数を入力します。

農薬および肥料を床土に混和する

床土に農薬を混和する場合は「農薬を追加する」、肥料を混和する場合は「肥料を追加する」をタップ（クリック）します。

農薬を追加する方法は農薬使用記録・入力の基本を、肥料を追加する方法は肥料使用記録・入力の基本を参照してください。

農薬、肥料を計算して追加するとリスト表示されます。

「予定/実績」を選択して「作業を登録する」をタップ（クリック）します。

床土作業を編集する

作業予定を変更したり、入力ミスがあった場合には記録を編集できます。

ポータル画面のカレンダーで、床土作り作業（カラーバー）をタップ（クリック）します。

登録内容が表示されます。「床土」に床土ロット番号と箱（冊）数、「農薬」に農薬名と使用量等、「肥料」に肥料名と使用量等が表示されます。

「編集する」→「作業編集」画面→「床土作業」タブをタップ（クリック）します。リストから修正したい床土をタップ（クリック）します。

「床土作業編集」画面になります。「床土作業」タブをタップ（クリック）すると、各項目を修正できます。

「床土」で「選択」ボタンをタップ（クリック）すると、「床土ロットを選択」ポップアップが表示されます。使用する床土ロットをリストから選択します。

「農薬を混合する」にチェックを入れて保存すると、「農薬」タブから混和する農薬を計算して、追加することができます。

追加済みの農薬はリスト表示されます。再計算したり、複製して新しい農薬を追加したい場合はリストをタップ（クリック）すると、農薬作業画面になります。

農薬の再計算、複製の方法は農薬使用記録の編集を参照してください。

「肥料を混合する」にチェックを入れて保存すると、「肥料」タブから混和する肥料を計算して、追加することができます。

追加済みの肥料はリスト表示されます。再計算したり、複製して新しい肥料を追加したい場合はリストをタップ（クリック）すると、施肥作業画面になります。

肥料の再計算、複製の方法は肥料使用記録の編集を参照してください。

床土作業を記録するメリットは大きい

JGAPの必須項目ではありませんが、農薬や肥料を混和した場合は農薬使用記録と肥料使用記録に関わるため、床土作りを記録しておきましょう。

aKnow(エイノウ)では、床土作りの記録を播種で生成した育苗ロット、定植で生成した栽培ロットへと引き継ぐことができます。

育苗記録表や生産履歴を出力すると、床土に使用した農薬と肥料の履歴を表示できるため、トレーサビリティを完璧にすることができます。