作業予定を自動記録する
JGAPでは生産計画が必須になっています。aKnow(エイノウ)では、アプリ上で簡単に生産計画を立てることができます。
前の記事で作成した作業計画から、作業予定を自動記録し、作業予定メールを送信してみましょう。面倒な記帳作業を自動化できます。また、作業予定からの「まとめ入力」もできます。
生産計画を開始する
生産計画を開始することにより、様々な機能を使えるようになります。
「メニューボタン」→「作業入力」→「生産計画」を選択すると、生産計画リストが表示されます。リストをタップ(クリック)して、生産計画を表示します。
「品目」タブをタップ(クリック)して、「この生産計画を有効にする」をタップ(クリック)します。
「この生産計画を開始しますか?」と表示されるので、「OK」をタップ(クリック)します。
「生産計画を有効にしました」と表示されます。
生産計画リストの「状態」が有効になります。
生産計画が有効な状態になると、圃場マップの図形(ポリゴン)の色が、生産計画で指定した色に変わります。
圃場マップで図形(ポリゴン)をタップ(クリック)するとポップアップが表示されます。ポップアップに生産計画名が表示されるようになります。
作業予定を自動記録する
作業計画から作業予定を自動記録します。「品目」タブをタップ(クリック)して、「作業計画から作業予定を自動作成する」をチェックします。
「作業予定を自動記録しますか?」と表示されるので、「OK」をタップ(クリック)します。
「自動記録機能を有効にしました」と表示されます。
生産計画リストの「自動入力」がONになります。
前の記事で作成した作業計画、床土作りから作業予定を自動記録してみましょう。床土作りは26日〜29日の4日間で計画しています。
作業計画のカラーバーをタップ(クリック)して、登録内容を確認してみましょう。床土作りする「面積」は500箱・冊で計画しています。
早朝(午前5時30分頃)に作業予定が自動記録されます。26日の早朝に26日の分の作業予定が記録されるので、ポータル画面のカレンダーから確認することができます。
カラーバーをタップ(クリック)して登録内容を確認してみましょう。作業計画では4日間で500箱・冊を床土作りする計画でしたので、1日分を自動的に計算して125箱・冊になります。
農薬と肥料の使用量合計も125箱・冊で自動的に計算しています。
自動記録された作業記録は、作業予定として記録されます。
作業予定メールを送信する
作業予定を自動記録すると同時に、作業予定メールを送信します。
「メニューボタン」→「登録」→「作業者」を選択すると、作業者リストが表示されます。作業予定メールが送信されるのは、「作業予定」が「送信する」の作業者です。
「作業予定」は編集アイコンをタップ(クリック)して変更することができます。
作業予定を自動記録すると同時に、作業予定メールが送信されます。時刻、作業内容、使用する農薬や肥料が表示されます。
まとめて作業記録を作成する
作業計画からまとめて作業記録を作成できます。
前の記事で作成した作業計画、床土作りから作業記録をまとめて記録してみましょう。
作業計画のカラーバーをタップ(クリック)して「作業計画編集」ポップアップを表示します。
「作業記録を作成する」ボタンをタップ(クリック)します。
「この作業計画の作業記録を作成してよろしいですか?」と表示されるので、「OK」をタップ(クリック)します。作業計画を立てた4日間の床土作りがまとめて記録されます。
「作業記録を作成しました。」と表示されます。ポータル画面のカレンダーや作業履歴検索から確認しましょう。
ポータル画面のカレンダーを確認してみます。26日から29日の4日間分の床土作業がまとめて記録されていることが分かります。
カラーバーをタップ(クリック)して登録内容を確認してみます。まとめて記録した作業は、作業実績として記録されます。
床土作りの面積、農薬と肥料の使用量合計は自動的に計算します。
生産計画をすると多彩な機能が使える
以上、生産計画を立てることにより、多彩な機能が使えます。生産計画はJGAP必須項目になっています。aKnow(エイノウ)で生産計画を立てると、作業予定の自動記録、作業予定メールの送信、まとめて作業記録ができます。
面倒な記帳作業はJGAPの挫折ポイントですが、その記帳作業が自動化できるのが、この機能の大きなメリットです。