圃場台帳を作成する
圃場台帳を作成します。さらに、マップアプリを使って圃場マップを登録します。
圃場と施設の地図はJGAP必須項目です。ドリフトのリスク評価結果は、圃場台帳にメモしておくことができます。
メニューから圃場を選択する
「メニューボタン」→「登録」→「圃場」を選択すると、圃場リストが表示されます。
「圃場を新規登録する」から新規登録を開始します。
圃場を新規登録する
「圃場番号」は英数字とハイフンを入力できますが、半角数字推奨です。
「地番、名称等」は圃場の所在地を入力します。露地の場合は地番、施設の場合は施設の番号(普段使用している呼称、記号でよいでしょう)を入力するとよいです。
「面積」をテンキーから数字入力し、「面積単位」を選択します。
テンキーの使い方「削除」: 最後の1字を削除します。
「消去」: 数字を消去します。
「戻る」: 元の状態に戻します。
「確定」: 入力した数字、削除または消去した状態を確定します。
「露地・施設」と「借地・所有」をボタンで選択します。
「特記事項」にはメモができます。農薬のドリフトについての危険性と防ぐための対策、水源などを記録しておきます。
「登録する」をタップ(クリック)して、新規圃場を登録します。
圃場を新規登録すると、圃場名が生成されます。圃場マップや圃場リストで表示されます。
圃場名生成ルール圃場番号 + (地番、名称)
圃場マップを登録する
続けて、圃場マップを登録しましょう。マップ登録はパソコン環境推奨ですが、モバイルでもできます。
圃場を新規登録に成功すると「圃場編集」画面に切り替わります。
「圃場マップ」タブを選択すると、圃場マップ登録画面が表示されます。
左にある「+」「-」ボタンでマップを拡大縮小します。右にあるボタンでマップを描画、修正、消去します。
五角形アイコンで図形(ポリゴン)を描画できます。
マップ上をタップ(クリック)すると白い四角(ハンドル)が表示されます。圃場の頂点を順番にタップ(クリック)していきます。
1番のハンドルを再度タップ(クリック)すると図形(ポリゴン)が閉じます。「閉じる」をタップ(クリック)してもよいです。
「最後の点を削除」はハンドルが一つずつ戻ります。最初からやり直したい時は「キャンセル」をタップ(クリック)します。
マーカーはマップ上でタップ(クリック)した場所に描画されます。
作成中の図形(ポリゴン)は黄色で表示されます。他の圃場のマップオブジェクト(図形やマーカー)は青色で表示されます。
修正アイコンをタップ(クリック)すると、描画された図形(ポリゴン)やマーカーが選択状態になります。登録済みマップデータも選択状態になります。
ハンドルやマーカーを動かして図形(ポリゴン)を修正します。
修正後は必ず「保存」をタップしてください。やり直すときは「キャンセル」です。
ゴミ箱アイコンでタップ(クリック)したマップオブジェクト(図形やマーカー)を消去します。
消去後は必ず「保存」をタップします。
最後に「この場所を圃場マップに登録する」をタップ(クリック)して保存することを忘れずに。
POINT
- 修正後、消去後はかならず「保存」をタップ(クリック)します。
- 最後は「この場所を圃場マップに登録する」をタップ(クリック)します。
以上、圃場台帳の作成、圃場マップの登録です。
両方ともJGAPにおいて必須ですが、この準備作業をしてからaKnow(エイノウ)を使用すると、定植、収穫、農薬、施肥作業を行った場所をリストやマップから簡単に選択できるようになり、とてもラクになります。
施設レイアウト図は手書きでOK
アプリを使用せずに圃場台帳と圃場マップを作成したい場合は、以下のサンプル帳票をダウンロードしてお使いください。
手書きの方が書きやすいため、施設レイアウト図はアプリでは作成しません。こちらもサンプル帳票をお使いください。
(出所)日本GAP協会
新規圃場チェック表
圃場関連では、新規圃場チェック表があります。こちらは毎日、毎年必ず記録するものではなく、その都度作成すればよいので、アプリでは作成しません。
必要なときにサンプル帳票をダウンロードして、記入、保管しましょう。
サンプル帳票 | |
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新規圃場チェック表 | ダウンロード |