機械点検整備を記録する
JGAPでは、機械・設備及び運搬車両の点検、整備、清掃について記録します。
aKnow(エイノウ)では、2通りの記録方法があります。「点検・整備」では比較的簡易な点検、整備を記録します。「使用前点検」では定期点検など適期に必要な点検で、細かい点検項目についてチェックすることができます。
点検記録は機械台帳から確認、参照することができます。
機械点検・整備を記録する
比較的簡易な点検として、「点検・整備」を記録してみます。
ポータル画面またはメニューボタンから「作業入力」→「作業入力」画面を開きます。作業入力の基本はこちらを参照してください。
機械点検についての記録なので、「作物名」は「指定しない」をリストから選択してみます。
「作業分類」で「機械点検・整備」を、「作業内容」で「点検・整備」を選択します。
「点検整備作業を入力してください。」と表示されるので、「機械点検整備を入力する」をタップ(クリック)します。
「機械名」で点検する機械をリストから選択します。
「作業」では点検作業をボタンで選択します(複数可)。「箇所・詳細」で点検箇所や点検内容を入力します。
「予定/実績」を選択して「作業を登録する」をタップ(クリック)します。
機械点検・整備を編集する
作業予定を変更したり、入力ミスがあった場合には記録を編集できます。
ポータル画面のカレンダーで、機械点検作業(カラーバー)をタップ(クリック)します。
登録内容が表示されます。「作業」に点検した機械名、点検整備内容が表示されます。
「編集する」→「作業編集」画面→「点検整備」タブをタップ(クリック)します。
この画面で、点検・整備記録を追加することができます。「機械名」「作業」「箇所」「詳細」を選択、入力して「点検・整備作業を登録する」をタップ(クリック)して追加します。
点検・整備記録はリスト表示されます。修正する場合はリストをタップ(クリック)します。
「機械整備編集」画面になります。「箇所」「詳細」を入力して、「記録を修正」をタップ(クリック)して保存します。
「点検・整備を完了する」をチェックして保存することができます。
機械使用前点検(定期点検)を記録する
定期点検など、農機の各パーツについて細かくチェックして、必要に応じて修理や交換するような点検については「使用前点検」を選択して記録します。
「作業分類」で「機械点検・整備」を、「作業内容」で「使用前点検」を選択します。
「機械名」で点検する機械をリストから選択します。
「予定/実績」を選択して「作業を登録する」をタップ(クリック)します。
引き続き、点検結果を登録するためには「点検結果を登録する」ボタンをタップ(クリック)します。
「機械使用前点検」画面になります。「機械名」で点検する機械をリストから選択します。
「分類」→「点検項目」の順で点検箇所をリストから選択します。
表示された「点検内容」を点検して「点検結果」をボタンで選択します。「保存する」をタップ(クリック)します。
「電装部_バッテリーの結果を保存しました。」のように結果が保存されたことを表示します。
「使用前点検結果表」をタップ(クリック)して、結果を確認してみます。
「分類」→「点検項目」に、結果がリスト表示されます。
点検結果が「良好」ではなかった場合は、「修理」または「交換」をボタン選択して「保存」します。
「使用前点検結果表」の「修理交換項目」にリスト表示されます。
結果を修正する場合は、「編集」アイコンをタップ(クリック)します。
「機械修理交換記録」画面になります。「箇所」「詳細」を入力して、「保存する」をタップ(クリック)して保存します。
「修理交換を完了する」をチェックして保存することができます。
機械台帳を確認する
「台帳検索」→「機械台帳」を選択すると、機械リストが表示されます。リストをタップ(クリック)して確認します。
「機械情報」画面が表示されます。「整備履歴」タブをタップ(クリック)すると、点検整備記録がリスト表示されます。
リストをタップ(クリック)すると、「機械修理交換記録」画面になります。
外部の整備サービスを利用している場合は、整備伝票等をアップロードして記録することができます。「ファイルを追加」をタップ(クリック)して、カメラアプリで撮影するか、ファイルを選択します。
ファイル(または写真)が選択されると、ファイル名が表示されます。「アップロード」ボタンをタップ(クリック)します。
アップロードに成功すると、リスト表示されます。アイコンをタップ(クリック)するとダウンロードすることができます。
機械・設備を良好に保つことのメリット
機械・設備の状態を良好に保つこと、または状態を常に把握しておくことにより、安全に農作業をすることができます。
適期に点検しておかないと、いざ使用する時に故障が発生しかねません。予期せぬ機械の故障は生産計画の遅れにもつながり、結果的にコスト増、収益減につながる可能性があります。
整備点検結果を記録し、履歴化することは「機械・設備の状態を良好に保つ」ための第一歩であるといえます。
アプリを使用しないで記録する場合は、以下のサンプル帳票をダウンロードしてください。
サンプル帳票 | |
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機械台帳 | ダウンロード |